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身だしなみでビジネスを決めろ!できる男のハンドケア

仕事ができる男性にとって、身だしなみを整えることは大切な業務の一つです。海外ではセレブ層やスポーツ選手、ハイクラスなビジネスマンなどを中心に、「歯並び」、「体型」、「ハンド(ネイル)ケア」が、できる男性のステイタスとなっています。 日本でも歯並びや体型を気にする男性が増えてきましたが、ハンドケアやネイルケアにはまだまだ無頓着という人も多いようです。 「できるビジネスマン」のポイント ビジネスマンにとって、身だしなみや清潔感はとても大切です。特に女性はだらしがなく清潔感のない男性を見ると、それだけで嫌悪感を抱くこともあります。「名刺を交換する」、「握手する」、「書類を受け取る」など、あらゆるビジネスシーンで手元がよく注目されます。 つまり、「できるビジネスマン」ほどこのようなシーンが多く、手元を他人から見られる回数も増えてきます。優秀で誰からも好感を持たれるようなビジネスマンが目標であるなら、清潔でハリのあるしなやかな手をめざしてハンドケアを行ってみましょう。 男のハンドケア&ネイルケアのポイント それでは、男性がセルフでできるハンドケアおよびネイルケアを紹介します。 手も顔と同じように保湿を怠ると乾燥し、次第にハリを失ってシワが増えてきます。一日の終わりにはハンドクリームをよく手にすり込み、乾燥を防いで潤いのある皮膚をキープするようにしましょう。 また、日焼けなどでも皮膚の乾燥は進み、シミの原因となるため、外出時は必ず紫外線防止効果のあるクリームなどを塗りましょう。皮膚がもっとも乾燥しやすい真冬は、手を洗うたびにハンドクリームを塗っておくと、ガサつきがちな手の甲がしっとりと落ち着いてきます。 爪が伸びたときのケアは、爪切りやネイルニッパー、爪やすり(ファイル)などで綺麗に整えるようにします。このとき、深爪をしてしまうと雑菌が入りやすくなるため、切りすぎには注意してください。甘皮やささくれは手で無理に取ると傷が深くなってしまいます。気になるようならば、優しくニッパーなどで切り取るといいでしょう。 ですが、このようなハンドケアがなかなか難しいのであれば、ネイルサロンでの処理をおすすめします。また、爪が弱いと悩んでいる人も、気軽に利用するといいでしょう。これらは女性が利用するものという印象があるかもしれませんが、男性専用のネイルサロンや男性のネイルケアメニューをそろえているお店もたくさんあります。 ネイルサロンで行うメンズネイルとは? ネイルサロンでの男性のネイルケアは、次のような手順で行います。 まずは、コットンにアルコールを含ませて手の消毒を行います。 その後、ファイルで爪の長さや形を整え、キューティクルリムーバーを爪の周りにつけてニッパーやプッシャーで甘皮処理を行います。 次に、数種類のファイルを使用して爪の表面の凸凹を整え、磨きます。爪が弱いのであれば、磨く代わりにネイルポリッシュでコートすることもできます。 仕上げは爪の周囲にキューティクルオイルを付けて軽くなじませます。 お店によって多少の違いはありますが、基本はこのような流れです。これにプラスしてハンドマッサージやハンドパック、ハンドバスなどを行うこともあります。 ネイルサロンでリラクゼーション 男性がネイルサロンへ通うことには、最初は抵抗を感じるかもしれません。ですが、ハンドケアを行っている時間はとてもリラックスでき、日頃の疲れを癒す憩いのひとときになります。 終了時には心の癒しと綺麗に整えられた爪の両方を得ることができるため、ハイクラスなビジネスマンからは高く評価されています。できるビジネスマンの仲間入りをしたいという人は、身だしなみとしてぜひ一度自分の手や爪を確認してみてはいかがでしょう。 お近くのおすすめサロンはこちら 男性も爪から身だしなみを!男性ネイル記事

二枚爪は治る!正しいケアと必要な栄養素

二枚爪は見た目が悪いだけではなく、指先を刺激から保護する力も弱くなり痛みが出ることもあります。 なぜ、二枚爪になったのかわからない人もいるでしょう。 ここでは、二枚爪になる原因とその改善方法についてご紹介します。 二枚爪になる原因とは? 爪は背爪・中爪・腹爪と呼ばれる3層構造からなっています。 二枚爪はこの層が薄くはがれてしまう症状で、正式には「爪甲層状分裂症」といいます。 水仕事や指先を酷使する人、あるいは鉄欠乏貧血の人などがなりやすく珍しい症状ではありません。 二枚爪にはさまざまな原因が考えられます。 まず、最も大きな原因とされているのが「乾燥」です。 爪は乾燥するともろくなり、簡単に割れたりはがれたりします。 爪を乾燥させる要因は、生活の中に何気なく存在しています。 洗剤を使った掃除、除光液の使用、乾燥した空気、間違ったネイルケアなどが、知らないうちに爪をどんどん乾燥させているのです。 次に、偏った食生活による栄養不足も見過ごせません。 健康な爪の成長には、タンパク質やビタミン・ミネラルといった栄養素が必須です。 鉄分不足も、末端の血流が悪くなり爪をもろくしてしまいます。 外的衝撃も日常生活で注意が必要です。 爪をぶつけてしまったり、わずかなひび割れや爪切り後の断面から気になり、爪をはがしてしまう人もいます。 爪は健康のバロメータともいわれていますから、爪の異常とともに何らかの体調不良もある場合は、医療機関へ受診しましょう。 二枚爪の対策方法とは? 二枚爪のケア方法には、主に3つの方法が挙げられます。 1つ目はファイルで爪を削ることです。 二枚爪になった状態では衝撃に弱くなっているため、削る際にはファイル(やすり)を使いましょう。 ファイルは爪に対して45度の角度にあてがい、一定方向に動かして使用します。 爪切りは負担が大きいので控えましょう。 2つ目は乾燥対策です。 有効なのは、専用のキューティクルオイルなどで乾燥を防ぐことになります。 手を洗ったり乾燥が気になったりしたらこまめに塗りましょう。 そのとき、爪周囲の皮膚にもたっぷり塗ると、ささくれの予防にもなります。 キューティクルオイルには、乾燥の他に爪の健やかな成長を促す成分も配合されているため、お手入れにはぜひ取り入れたいアイテムです。 3つ目は、爪の保護や補強に、カルジェルやトップコートを利用することです。 二枚爪では、日常のちょっとした作業でも割れたりめくれたりします。 カルジェルは地爪にやさしく、保護すると同時に指先をきれいに見せてくれるのでおすすめです。 トップコートはネイルカラーを長持ちさせるだけではなく、爪表面を傷や摩擦から守る効果もあります。 また、爪を根本から健康にするには食事がとても大切です。 爪に必要な栄養素「たんぱく質・ビタミン・ミネラル」を摂取できるバランスの良い食事を心掛けましょう。 忙しくて料理ができない人は、「ラーメンにわかめや野菜をトッピングする」「添加物の少ないパウチや缶詰を使う」「おかずを作り置きする」など工夫次第で必要な栄養素がとれるようになります。 生活の中では、爪に外圧をかけないように注意します。 重い荷物を運ぶ際には「軍手をはめる」「食器洗いにはゴム手袋をつけて乾燥を防ぐ」など、小さなことから気をつけていきましょう。 カルジェルでカバーする「チップオーバーレイ」 強い外的衝撃で爪が損傷し、生え変わりの時にも「チップオーバーレイ」で対応する事ができます。 チップオーバーレイは読んで字のごとくチップを(爪に)かぶせるという意味ですが、爪噛みなどで傷んでしまったデリケートな指先の皮膚をカバーすることもできます。 施術は下地から作って行きますが、傷んでいる爪に作業するので衛生には十分気を配ります。 チップの接着にはレジンを使用し、目的が「補強」なので、チップの厚みを残しして長持ちする様にします。 チップの接着が出来たらジェルを塗り完成です。 またダメージネイルに施術した場合、どんなに長くても1か月以上付けっぱなしはオススメしません。 爪が伸びるのも以外と早いので、3~4週間で施術したサロンに見てもらいましょう。 チップオーバーレイについて(トップネイルアーティスト・田賀美鈴先生) 日本のみならず、世界中から注目を集めるトップネイルアーティスト・田賀美鈴先生も施術について記事を公開されてます。 日常のケアで二枚爪を予防しよう 二枚爪にできるだけならないようにするには、日ごろのこまめケアが重要です。 できることから少しずつ実践し、美しい爪先を目指しましょう。 Calgel/MOGA・BROOKの公式オンラインショップでは、ケア商品も取り揃えておりますので、ぜひ一度チェックしてみてください! 日常のケアで予防!

ベテランカルジェリストに質問攻め!ネイルケアはどうしたらいいの?

人気カルジェリストにお悩み相談! 今回はネイリスト・カルジェリストエデュケーターの荒川慈美さんに実際に施術をしていただきながら、爪周りのケア方法や甘皮の処理方法などについてお話を伺いました。 今回、ネイルの施術を受ける福田さんは、3年ほど前は毎月ネイルサロンに通っていたそうですが、オフ時に使用される電動マシンにより爪を傷めてしまいました。それからは爪のケアに集中する為、サロンに通うのを一時的に控えていた様です。 今回はこういった爪周りのケア方法や指先を綺麗に保つ秘訣について、深く掘り下げてご紹介します。 傷んでしまった爪周りは正しい施術とケアによって解決 傷んでしまった爪周り 私は爪周りのささくれが酷くて、自分で皮を剥いてしまうのが癖でした。これの防止のために始めたのがジェルネイルです。 爪に良いと思って続けていたのですが、ネイルオフする時に使用するマシンの影響で、爪が傷んでしまい、サロンに通うのをしばらくお休みしていたんです……。 なるほど。爪を痛めてネイルをしばらく離れていた方を施術するにあたって、気を付けていることは何でしょうか? 爪を傷めないように施術するのはもちろん、爪まわりのケアも入念に行い、日常ご自身でできるケアの方法をできる限りお伝えするようにしています。 爪を痛めていた期間があるぶん、良い状態を長く保ってもらうことで、ネイルに対する不安を少しでも取り除けたらと考えています。 期間が空いたりすると、たしかに若干怖いという気持はあるかもしれません。 恐怖感を持っている人に対して、メンタルケア的な側面も? そうですね。ネイル=傷むというイメージを払拭してもらえるように、カウンセリングも丁寧に行うように心がけています。 では、今回の施術で使用する、カルジェルの特徴について教えてください。 カルジェルは水の通しがよく、充分に通気性があるので、爪カビが生えてしまったりする心配がありません。 さらに柔軟性があるので、少しの衝撃でジェルが剥がれてしまったり、ヒビが入ってしまう事も少ないですね。衝撃に合わせて曲がってくれるんです。 カルジェルは水の通しがよく、充分に通気性がある、爪に優しい製品 カルジェルは爪にも優しい製品なんですね はい。さらにネイルを塗る時だけでなく、オフする時にも爪に優しいという特徴があります。カルジェルはオフをする液を付けた時に柔らかく浮き上がってくれるので、自分で簡単に落とすことができるんです。 爪が傷んでしまうおもな原因は、オフのときに削りすぎてしまったり、自分で剥がしてしまったりという事が多いんですが、カルジェルは、簡単かつ、オフ時のスピードが早いので爪への負担が非常に少ないです。 爪を彩るだけじゃない! ジェルネイルは爪を守ったり、強くする役割も 傷んだ爪や久々にネイルをされる方に対して、カルジェルならではのメリットは? カルジェルは膜が薄く非常に伸びやすいので、ネイルをされた後も違和感なく過ごすことができます。 ネイル部分に厚みが出てしまうと気になって自分で剥がしてしまったり、ひっかけてしまい、ネイルが傷む原因になってしまいます。 厚みを出し過ぎずに色付けや爪の保護が可能なカルジェルは、傷んだ爪にも非常に優しい仕様になっています。 ジェルネイルは完全に乾くとカチカチに固まって厚みが出るので、ちょっとやそっとじゃ折れたり割れたりすることはありませんよね。 そうなんですね! 爪のケアだけが目的でサロンに来られる方はいらっしゃいますか? お客様の中には爪のメンテナンスやケアを目的としてサロンに来られる方も多数いらっしゃいます。 そういった方には、強い繊維の入った補強用のトップコートを用いて仕上げたりなど、ケア用の施術を行っています。他にも、ギターを弾かれる方が爪を補強のために来られることもありますね。 引っかかって傷付けてしまわない様、表面にあまり凹凸を付けずに、ストーンをしっかり埋めるデザインを施します。 甘皮の処理や爪まわりのケア方法を教えてください! 甘皮が出てきてしまった場合は、その時点で爪切りで切るのが一番の対処法 甘皮への対処方法としては、日ごろからこまめにハンドクリームやオイルを充分に塗る事が大事ですね。 甘皮が出てきてしまった場合は、その時点で爪切りで切るのが一番の対処法です。あまりに酷い場合にはハンドクリームを塗った後に食品衛生用の手袋を付け、さらにその上から防寒用の手袋を着用して寝ると数日間で改善されますよ。 薬局でも爪まわり専用の保湿剤などが販売されていますので、そちらを乾燥部分に塗ることでも爪周りの状態が良くなってくると思います。 爪周りをケアする事でネイルにどんな影響が出てくるのでしょうか? 下地や爪の根本を綺麗に整える事でジェルの乗りがよくなり、綺麗に塗ることができますし、ネイルが長持ちします。 甘皮の上にジェルが被さってしまうとその部分から剥がれてきてしまうので、塗る前にあらかじめ爪周りのケアを行っておく事が大事です。 完成したデザインはフラワーとストーンを用いた先取り春ネイル 完成したデザインはフラワーとストーンを用いたデザイン とても可愛いです。花びらの部分はアクリル絵の具なんですね……。荒川さん、実は美大出身とか? 普通の学生でしたが、ネイルには小学生の頃から強く興味を持っていました。お店に並べられているキラキラとしたネイルのボトルが好きで、貰ったお小遣いはネイルに使っていましたね。 今回のネイルデザインに使用したものを教えてください。 キラキラしたラメはカルジェルブランドのものを使用しています。こちらをジェルに混ぜて爪周りを縁取るデザインに仕上げました。花の部分は、はなびらに少しムラが出る様に、アクリル絵の具を使用しています。今回、ネイルの仕上げにはトップコートを使用せず、仕上げのジェルネイルのみにしました。トップコートは紫外線によって色が抜けてしまうことがあり、定期的なメンテナンスが必要になります。こまめにメンテナンスをしたいという方にはトップコートを用いた施術をしますが、最近はメンテナンスフリーの方が人気ですね。 今回久々のネイルサロンだったワケですけども、新しいデザインやトレンドがどんどん生まれていて、驚きました。おかげさまで一か月、自分の手を見るのが楽しくなりそうです。 テンション上がって、ニヤニヤしちゃう(笑)。しばらく爪が折れたち痛んだりということも無さそうですし、本当にありがとうございます! とても貴重なお話をありがとうございました! 働く女性インタビュー ネイルの悩みは人それぞれ

爪や皮膚のささくれができる原因とケア方法

寒さや乾燥の厳しい冬は、特に指先にささくれができてしまうことが多いですよね。 しかし、ささくれを無理やりむいてはいけません。 傷口からばい菌が入り込み化膿することもあり危険です。 今回はささくれのできる原因と適切なケア方法についてお話しします。 ささくれができる原因とは? ささくれができる原因には主に3点あります。 はじめに、最も大きな原因が「手肌の乾燥」です。 指先は乾燥した空気やシャンプー・洗剤と常に刺激にさらされています。 気づかないうちに乾燥が進み、肌表面がガサガサになってささくれができてしまいます。 2つ目は、特に女性に要注意な「ネイルの使い方」です。 おしゃれのために頻繁にネイルを落としていると、除光液に含まれるアルコールやアセトンが爪の乾燥を引き起こし、ささくれだけでなく爪自体も弱くなり割れや二枚爪の原因となります。 自己流の甘皮処理で、過度に甘皮を除去することも皮膚に雑菌が入り込みやすくなるので注意しましょう。 3つ目は、「栄養不足・食生活の乱れ」です。 爪は皮膚の一部でもあり、健康を維持するには原料であるタンパク質をしっかりと摂る必要があります。 また、肌の再生や修復に不可欠なビタミン・ミネラル類も大切です。 不規則な生活でインスタント食品ばかりを食べていると肌や髪は健やかに成長することができません。 この他にも、冷えによる血行不良や、日常的に水や洗剤・薬剤を使う人は手荒れによる爪や皮のささくれができやすくなります。 ささくれができたときの対策方法は? 爪と皮のささくれは、いずれも同じケア対策で改善できます。 気になるささくれ部分はキューティクルニッパーで処理し、水仕事が必要な場合は防水絆創膏・液体絆創膏や使い捨て手袋を利用して手を保護しましょう。 手を洗った後はこまめにハンドクリームを塗ることも大事です。 パソコンや手仕事で手がベタベタするのが嫌な人は、さらさらタイプのハンドクリームを選ぶとよいでしょう。 夜は一番保湿ができるチャンスです。 できれば、夜用の保湿力の高いハンドクリームとキューティクルオイルを爪に塗り込み、ナイト用の手袋を身に着けて眠ると効果的です。 手袋によってハンドクリームの有効成分が浸透し、乾燥知らずのしっとりした肌になれるでしょう。 食事では、肌荒れに効果のあるビタミンB・ビタミンCを含む果物や野菜、ミネラルが摂れるきのこや海藻類、肉・卵・チーズ・魚・豆といったたんぱく質を積極的に摂りましょう。 MOGA・BROOKキューティクルニッパー CUNP 容量: 4g カテゴリ: ケア用品・クリスタランプ>ケア用品 ショップ: Calgel Plaza 日常のケアでささくれを予防しよう! ささくれは皮膚疾患の一種です。 すぐ治るからと油断していると化膿したり、感染症にかかる場合もあります。 悪化する前に、常日頃からこまめなケアを習慣にして、きれいな指先を目指しましょう! ささくれ以外のトラブルもこれで解決!

より綺麗な指先を目指す!セルフで甘皮処理をする方法

皆さんは甘皮処理を行う事はありますか?実はするかしないかで指先の美しさに大きく差が出ます。甘皮処理をすることでネイルをよりきれいに塗ることも可能ですし、長持ちさせることもできます。ここでは、セルフで甘皮処理する方法について紹介していきます。 甘皮処理を始める前に 甘皮処理は専用の器具で甘皮を取り除くのがメインですが、正しい方法で行わないと手間がかかったり痛みを感じたりすることがあります。いきなり始めるのではなく、まずは専用のキューティクルリムーバーを爪に塗って甘皮をやわらかくすることが大切です。キューティクルリムーバーは長年放置してかたくなってしまった甘皮でも柔らかくしてくれるので、その後の処理がしやすくなります。キューティクルリムーバーがない場合は、ぬるま湯に指をつけておくだけでもやわらかくすることが可能です。お風呂上りなどは自然と甘皮がやわらかくなっているため、初心者でも処理しやすくなっています。 ▲「お題ネイル」でおなじみ「手湯シーン」。 ▶フィンガーボウルを購入する フィンガーボウル(クリア) 通常のマニキュアボウルよりも一回り小ぶりなマニキュアボウルです。 mogabrook.jp 購入ページへ 専用の器具で押し上げて処理 甘皮をやわらかくしたら、ルビーストーンやメタルプッシャーなどを使って甘皮をやさしく押し上げていきます。ルビーストーンやメタルプッシャーは甘皮を押し上げるための専用の器具です。ルビーストーンは先端部のチップが微粒子のセラミック素材を使用しているためスリップしにくいのが特徴で、斜めにカットされていることで初心者でも使いやすくなっています。長持ちしますしキャップ付きで携帯しやすい点もメリットです。メタルプッシャーはステンレス製なので、ジェルネイルを混ぜる際にも使うことができます。 ルビーストーンでルースキューティクルを取り除きます。取りきれないルースキューティクルやささくれはキューティクルニッパーで処理します。キューティクルを傷つけないように注意しましょう。安いニッパーを使うとうまく切れないことがあるので、プロのネイルテクニシャンが使用しているキューティクルニッパーが適切です。 ▶モガブルック ルビーストーンを購入する ▶メタルプッシャーを購入する ▶MOGA・BROOKキューティクルニッパーを購入する セルフでの甘皮処理は処理後のケアも忘れずに セルフで甘皮処理した後は、キューティクルオイルで爪にうるおいを与えることが重要です。キューティクルオイルは美容成分が配合されているので、爪や甘皮のケアだけではなく、指先の保湿やささくれ防止にも役立ちます。キューティクルオイルはさまざまな物が販売されています。浸透性に優れているものやビタミンが配合されているものなど効果や成分に違いがあるため、自分に合った物を使用するようにしましょう。 定期的なお手入れで爪をきれいに保とう 甘皮処理をすることで、ネイルした爪をよりきれいに見せることが可能です。セルフで行う甘皮処理は間違ったやり方や適当な器具を使うとトラブルの原因になります。専用の器具と正しい方法で爪をきれいに保ちましょう。 下準備ができたら、カルジェルを塗りましょう♪

【ネイルトリビアの世界】爪の部位に付けられたやたらかっこいい名前

ルヌーラ、ハイポニキウム、イエローライン、ネイルフォルド……、全く聞き慣れない、もはや呪文のようなワードですが、実はこれ全て私たちの爪のパーツに付けられた名称。ネイリスト関連の資格をお持ちの方なら、高い確率で一度は耳にしたことのあるはずのものなんです。 知っとくと鼻高々!? 爪の各部名称 1.フリーエッジ(爪先:つめさき) ネイルプレートが伸びて爪床から離れた部分。油断していると二枚爪になっちゃう白い部分です。 2.ハイポニキウム(爪下皮:そうかひ) 爪の裏にくっついている皮膚。ネイルプレートの下に細菌や異物が混入しないよう防いでいる部分です。 3.イエローライン(黄線:おうせん) ネイルベットとフリーエッジの境界線の部分。うっすら黄色っぽく見える線のところですね。 4.ネイルプレート(爪甲:そうこう) 一般的に「爪」と呼ばれる部分。ケラチンから構成され、厚みは0.3〜0.8mm程度。 5.ネイルベッド(爪床:そうしょう) ネイルプレートが乗っている台にあたるピンクの部分。ここが長いと爪も長く見えます。 6.ストレスポイント(負荷点:ふかてん) イエローラインが両端に接する点。文字通りもっとも負荷がかかりやすい部分で、よくヒビが入ったりささくれになったりします。 7.サイドライン(側爪甲縁:そくそうこうえん) ネイルプレートの両サイドにある溝の部分。 8.サイドウォール(側爪郭:そくそうかく) ネイルプレートの両サイドにある皮膚の部分。爪を衝撃から守ってくれる働きがあります。 9.ルヌーラ(爪半月:そうはんげつ)。 ネイルプレートの根元にある乳白色の部分。別名ハーフムーンとも呼ばれています。一聴するとドラ○エの呪文みたいですが、ラテン語で「半月」という意味らしいです。 10.キューティクル(爪上皮:そうじょうひ) 一般的に「甘皮」と呼ばれる根元部分。新しく生えてくる爪を保護し、異物や細菌の進入を防いでくれています。 11.ネイルマトリクス(爪母:そうぼ) ネイルプレートを形成する部分で、爪はここから作られます。血管と神経が通っているので、ここを傷つけると爪が凸凹になって生えてくる危険性が! 12.ネイルフォルド(後爪郭:こうそうかく) ネイルプレートを根元で固定している皮膚の部分。 13.ネイルルート(爪根:そうこん) 皮膚の下にあるネイルプレートの根元部分。ネイルフォルドに覆われている下部にあたります。 爪って実はすごく複雑! ネイリスト、もしくはネイリストの資格を取りたい方以外にとっては不要な知識だったかもしりませんが、一言で「爪」といってもその構造は意外と複雑なことがお判りいただけたと思います。横文字にするとなんだかかっこいい言葉ばかりで、なんだか口にしてみたくなったという方は是非使ってみてください。 それでは最後の締めに、爪にまつわるクイズを1問!   Q.爪は1日でどのくらい伸びているでしょうか?   ↓   ↓   ↓   ↓   A. 個人差はありますが、0.1mm程度と言われています。

プロが解決!お悩み相談室【ジェルネイル編】

命は限りがあるから美しい。それは綺麗に仕上げたジェルネイルも例外ではありません。個人差はあるものの、一般的にジェルネイルの寿命は約3~4週間。時間が経つとジェルが浮いてきたりして、原型をとどめられなくなるのは致し方ないことです。そんな時はサロンへ行ってきちんとオフするのが一番!……というのは重々承知しているのですが、タイミングによっては難しい場合もありますよね。そんな時の対処法、そしてジェルを長持ちさせるための秘訣を、MOGA・BROOK所属のエデュケーターさんに伺ってきました。間違った処置で爪を痛めてしまうと後々大変! 正しい知識をもとにジェルネイルを楽しみましょう。 ——一番気になるのは、ジェルネイルが浮いてきてしまった時の対処法。どうすればいいですか? やはりきちんとした方法でオフすることが一番ですが、すぐにサロンに行けなかったりリムーバーをお持ちでなかったりすることもありますよね。そんな時は応急処置として、剥げてしまった部分を爪切りでカットし、絆創膏などを貼って保護してあげるのが良いと思います。浮いた爪をそのままにしておくと、どこかに引っ掛けてさらに爪を傷つけてしまう場合もありますので。ただ、ジェルの浮いたところに水が入ったまま放置するとカビが生えてしまう危険性があるので、長時間絆創膏を貼ったままというのもよくありません。 ——カビ……いわゆるグリーンネイルというやつですね! カルジェルは通気性の良いジェルなので、比較的そういった危険性は低いとされていますが、いずれにしても爪のためには、あまり時間を置かずにオフすることをオススメします。 ——ついつい剥げかけのジェルを無理やり剥がしてしまいそうになっちゃうのですが、これはいうまでもなく爪に…… 良くないですね(笑)。ジェルを無理やり剥がすのも自己判断で接着剤のようなものでくっつけるのも、爪を傷めてしまう行為なので避けてください。どうしても気になるようでしたら、トップコートを塗ると剥がれたジェルの浮きが一時的に少し抑えられます。ただしあくまで応急処置なので、長時間は持ちません。 ■オススメのトップコートはこちら ハイグロストップコート HGTC ——ちなみに、ジェルネイルを長持ちさせる秘訣はあるんですか? なるべく爪を使わないということですね。シールを爪で剥がしたりしない、食器洗いの時は手袋つけるなど、ちょっとした日常の動作に気をつけて頂くとこと。あとは保湿も大切です。オイルやハンドクリームをこまめに塗るといいですよ。また、水分や油分にも強くないので、頻繁にサウナやプールに入ったり、ホットヨガなどを日常的に行ったりすると比較的持ちが悪くなる場合もあります。あと、ジェルの変色が気になるという方には、UVトップコートで予防することもオススメしています。 ■オススメのUVトップコートはこちら カルクリスタルUVトップコート CTCJ ——爪が伸びすぎてしまったり、先端が欠けてきたりした場合はどうすればいいでしょうか? ご自身で長さや形を整えて頂くのは構いませんが、爪切りで圧をかけると先端のジェルが浮いてきてしまう場合がるので、ファイル(爪やすり)を使用してきちんと処理して頂くことが大切です。あと、甘皮が気になる方も多いと思うのですが、ご自分で無理やり剥がす行為は爪や皮膚に負担をかけるので、避けた方がいいですね。 ■オススメのファイルはこちら バゲットファイル180チェリー BF180C ——ジェルネイルをしている時に限らないのですが、ささくれなどができてしまった場合は? ささくれの目立つ部分は、爪切りやニッパーでカットして頂くのが良いです。指で引っ張ってしまうと皮膚が傷ついてしまうので避けてください。日常的にオイルやハンドクリームで保湿することで予防できます。 ——ありがとうございました! 教えていただいたことを肝に命じて、快適なジェルネイルライフを楽しんでいきたいと思います。 他にも色々、プロに聞いてみました!

【カルジェリストインタビューVol.3】渡邉 季穂さん/uka

卓越した技術と抜群のトレンド感覚で絶大な支持を集める、人気ネイルサロンのカルジェリストにインタビュー!今回は、ヘアからネイル、エスティックまで幅広いジャンルの美容をひとつのサロンに取り入れた“トータルビューティサロン”の先駆け的存在である「uka」で、代表取締役社長を務める渡邉 季穂さんが登場。モード誌や美容雑誌の撮影で引っ張りだこの渡邉さんが語るネイルトレンドから、海外におけるネイル市場まで、じっくりとお話をお伺いした。 ネイルのトレンド・ネイルデザインについて 現在のネイルトレンドを教えてください。 最近では、誰もがデザインをする時代ではなくなっていて、色を楽しむ方が非常に増えていると感じています。単色塗りも人気ですし、爪の上にデコラティブなものをのせるのではなく、色と色を組み合わせたり、線であったり、平面的なアートがトレンドですね。好みがあるので、立体的なネイルをされる方ももちろんいますが、短い爪で色を楽しむ方が増えている、という印象です。 メイクの世界では、これまで主流だったツヤ感から、2016年秋はマットな質感が再び注目を集めています。ネイルにも、同様のトレンドは見られますか? ネイルでも、質感や素材感のバリエーションの幅は、今後更に広がりを見せていく印象はありますね。一昨年くらいからマットネイルなどは人気でしたし、元のネイルの上に重ねることで違った質感へと変化させるマニキュアも増えています。その流れに伴って、“色と質感を楽しむネイル”が主流になっていくのではないかと。ただ、「メイクはこうだから爪もこう」といった連動性を持たせたスタイルより、あくまで「自分らしいネイルを作る」ということがスタンダードだと思います。個性的で自分らしいネイルの中に、今っぽさを取り入れるスタイルが現在のトレンドですね。 ネイルを通じて自分らしさを表現する女性が増えているということですか? そうですね。ネイルは自分のライフスタイルやファッションに合わせて、自分らしさを表現するものだと思います。日常的なものなので、自分の生活にマルチに合わせやすいデザインや色を選ぶ傾向も強いです。流行りのネイルだとしても、自分のスタイルに合っていなければ、丸ごと取り入れたりはしないですよね。そこに引き算や足し算をして、自分に合うものを見つけていく。「uka」に来るお客様も、「毎回カラーは変えない」というように、自分らしいこだわりを持ってネイルを楽しまれる方は多くいらっしゃいます。ネイルは“自分らしさを追求する時代”に入りつつあるのかなと感じますね。 トータルビューティサロン「uka」について 改めてですが、「uka」のサロンコンセプトを教えてください。 「うれしいことが、世界でいちばん多いお店」をコンセプトに掲げています。サロンの中で、どれだけお客様の満足度を高めていけるか、その満足度をお客様の表情に映せるか。帰り際、自信がみなぎった表情で「また来るね」と言ってくださる笑顔が、私たちは一番美しいと考えています。その自信や笑顔を引き出すために、技術だけでなく、お客様が心地良いと思う最高の時間を提供したい。見た目だけでなく、内面からにじみ出る美しさを引き出すことを目標としています。ネイル、ヘア、エステティック、まつ毛エクステ…いずれの部門にしても、技術者として高い技術を提供するのは当然です。プラスα、高いコミュニケーション力でおもてなしをすることで、お客様の満足度を高めていくサロン作りを目指しています。 「uka」はなぜ、トータルビューティサロンを目指すようになったのでしょうか? 私は、昔からファッションがすごく好きでした。特に、トータルで見たときのバランスがいいスタイルが好きで。私がネイリストを志した頃は、ネイルサロン自体も少なかったのですが、高価な指輪や時計をしているのに、爪は手入れをしていないという方が非常に多かったんです。その状況を見て、「爪もキレイにしたら完璧なのに」とよく感じていました。また、元々父がヘアサロンを経営していたのですが、ヘアをしている最中に手元が空いている状況を見て、「横でネイリストが入ってネイルをしてあげれば、時間をうまく使えるな」と考えたり。ネイリストとヘアスタイリストとお客様の3人の空間を作り出せば、皆で会話も楽しめるなと。そんなイメージが漠然とあったんです。ちょうどその頃、ネイルの勉強中にLAを訪れた際、海外は正にトータルビューティが一般的で。ネイリストやヘアスタイリスト、メイクアップアーティストが一緒に働いているサロンを多く見かけました。お客様の髪を乾かしながらペディキュアをして、みんなで会話を楽しんで…。それを見たときに、「私がやりたいことはこれだ」と確信したんです。そこでトータルビューティサロンを目指すようになりました。 「uka」のお客様も、一度に様々な施術を求められる方が多いですか? 「忙しいから、髪もネイルも全てやりたい」とご来店される方はいますね。同じサロン内でさまざまな施術を受けられる便利さを実感されて、「時間を作ってくれてありがとう」と感謝の言葉を頂くことも多いです。ただ、お客様の中には「今日はリラックスしたいからペディキュアだけやりたい」と希望される方ももちろんいらっしゃいます。そういった声にお応えできる施術スペースも設けていますし、お客様のニーズに合わせた空間やメニュー作りを大切にしています。 ジェルネイルの魅力 ネイルに話題を戻しますが、ジェルネイルをすることの魅力は何でしょうか。 ジェルネイルの最大の魅力は、美しいツヤと、爪を保護する機能を備えているところにあると思います。透明のジェルを塗っているだけでも美しいですし、ジェルの上にマニキュアを塗ることもできるので、自爪をプロテクトしながらマニキュアも楽しめます。また、ジェルはネイルアートを自由に楽しめ、そのデザインを長くキープできるのも良いですね。 「uka」は過去に、フランスの「ボンマルシェ」や「コレット」に限定出店をされていましたが、日本のネイルアートに対する海外の反応はいかがでしたか? 日本のネイルアート文化は、まだ幅広くは受け入れられていませんが、若い女の子たちを中心に興味を持たれ始めていると思います。ただ、「コレット」や「ボンマルシェ」でやったときも、アートを見せると「すごいわね、すごく東京らしい!」と興味を持ってくれるのですが、「でも私は赤の単色ネイルで」と返答が返ってくる。NYでもそうでした。でもアート自体に興味は持っているし、その技術に一目置いているのも事実です。これまでネイルサロンでマニキュアを楽しんでいた人が、次第にネイルアートに興味を持ち始めている段階なので、伸び白はあると思います。ですが繊細なアートを描ける技術力のあるネイリストが、海外は圧倒的に少ないんです。だからこそ、日本の技術は高く評価されていて、日本人ネイリストは世界で求められています。海外では、マニキュアを使って40分ほどで終わるネイルサロンが主流なので、日本のように2時間かけてアートして…というハイレベルなサービスも、海外のネイリストのテクニックが伴えば需要が高まるのではないかと思います。 海外ではマニキュアが主流ですが、ジェルネイルに対する反応はいかがだったでしょうか。 ジェルネイル特有の高級な質感は好印象でしたし、関心は高いと思いますね。ただ、以前NYでイベントをやった際に「なぜジェルではなく毎週マニキュアをするの?」と聞いたら、「根元が伸びるのが嫌だから」と言われたことがあります。「先端のネイルが剥げるよりも根元が伸びて、しばらくケアをしていないと思われることが嫌だ」と言うんですね。そういう考え方もあるんだと驚きましたね。ジェルネイルだとやはり、根元が伸びて目立つので、海外でヒットするにはそのハードルを超える必要があると思います。ただ、日本でも根元がクリアなフレンチネイルは、爪が伸びても分かりづらいので人気がありますよね。同様に海外でもフレンチであれば、ジェルネイルを選ぶ方が増えるのではないかと思います。 カルジェルの魅力 フレンチネイルが、海外の方にジェルネイルの良さを知ってもらえるキッカケになりそうですね。 私も初めて「カルジェル」に出会った時に、「カルジェル」のサロンでフレンチをやってもらったのですが、その艶やかさと、白のフレンチラインが欠けない美しさにすごく感動したのを覚えています。当時は、マニキュアでのネイルアート料金が非常に高く、それでも2日目にはフレンチ部分が剥がれるということがざらにありました。でも、「カルジェル」でやれば薄付きで、フレンチのデザインが長持ちして、ツヤも保てる。これがジェルの良さなんだと感動して、「uka」ではすぐに「カルジェル」を取り入れました。 ジェルネイルの中でも、「カルジェル」の良さは他に何かあるでしょうか。 空気を通過させ、かつソークオフジェルなので爪に優しいということ。薄付きで定着力が高く、しなやかさや弾力性があるのも魅力ですね。特に「カルジェル」はベースが優秀で、本当に爪が痛みにくいんです。周りのネイリストたちも「『カルジェル』のベースはピカイチ」と絶賛する人が多いですね。「uka」でも一番爪に密着するベースのジェルは、特に大切なものだと考えているので、「カルジェル」のベースは安心して使用しています。また色が混ぜやすいので、お客様の希望やその人の手肌の色に合った色を提案することも可能です。 カラーを混ぜるという点で、カルジェリストはどのように色の知識を習得すれは良いのでしょうか。 「黄味に合うのはこの色」といったように、基本的なカラーの勉強はもちろん必要です。でもその先は、センスなんですよね。色の作り方を磨くというよりは、色彩感覚を磨くということです。そしてそのセンスは、ファッションとうまくリンクさせるべきだと思います。今年のファッショントレンドや生地のテクスチャー、色を見る。美容であれば、新製品のアイシャドウやリップのカラーを見る。モノをたくさん見ることです。色を作る方法論は色彩学ですが、どんな色を生み出したいかという感覚は、どれだけファッションなどを見ているかによると思います。 ネイリストを目指したきっかけ 渡邉さんがネイリストを志したキッカケは何だったのでしょうか? 私は幼少期に爪や指の角を噛む癖がありまして、いつもささくれがある状態だったんです。そこで初めて友人にネイルサロンに連れて行ってもらいお手入れをした時に、自分がいじりたくなっていたところが、キレイにケアしてもらえたのが嬉しくて。さらにその上にカラーを塗ってもらい、仕上がった美しい手を見て感動したのを覚えています。ネイルケアをしてもらってからは、自然と噛む癖もなくなったんですね。「ネイリストってすごい技術だな」と驚きました。それで、ネイリストを目指すようになりました。 ネイルデザインのアイディアは、どのようなところから生まれますか? 私はすべてファッション誌です。例えばテキスタイルやバッグの装飾を見て、アイディアが浮かぶこともあります。必ず各シーズンのコレクションはチェックしていますね。「uka」でも半年に一回、NY、ミラノ、パリコレクションをもとにファッショントレンドの勉強会を開催しています。ファッションの方向性やトレンドカラーを見て、「じゃあネイルはどう合わせる?」という勉強をしています。 新人のカルジェリストが上達するために、何かアドバイスはありますか? 土台作りを怠らないことです。爪の形の整え方やキューティクルケアは、最初にしっかりと覚えた方が良いですね。ベーシックなケアができていると、その上に塗布するネイルは美しく仕上がります。輪郭や長さなど、爪の形がチグハグな上にアートをすると、バランスの悪いデザインに仕上がります。まずは爪の形の美しさ、ネイルケアが生み出す仕上がりの美しさにこだわってみてください。また土台作りがしっかりしていれば、ジェルネイルは長持ちしますし、結果的に爪も痛まなくなります。「ジェルネイルで爪が痛んだ」という声を聞くと本当に悲しくなるのですが、それはすぐに取れるような雑な施術がされていたり、取れてしまったからとお客様が自分でジェルを剥がしてしまうことが要因だと思います。その結果、爪がどんどん傷ついて弱くなってしまう。なので、ジェルネイルの扱い方やリスクをきちんとお客様に伝えられる、カルジェリストを目指してもらいたいです。いまカルジェリストに求められているのは、爪を痛ませないための知識を習得すること。その知識を元に、お客様にカウンセリングとアドバイスが出来ること。それができて初めて、美しい色やアートをのせる技術力を身につけてほしいですね。 ネイリストに向いている素質とは? ネイリストに向いている人の素質は、何かありますか? 細かいことが好きな人は向いていると思いますよ。繊細な技術力はもちろん、こだわりがある人ですね。例えば「線を引くときは絶対にまっすぐにしたい」だったり、少しオタク気質な人とか(笑)。また私の持論なのですが、爪を噛んだり、過去に自分の爪をいじめて来た人はネイリストになると良いと思います(笑)。爪にコンプレックスがある人は、ネイルがもたらす美しさ、素晴らしさをより実感ができますし、それを他の人にも伝えてあげたいと思うはずですから。あとは、必ず手を握って会話をしなければいけない職業なので、人と会話するのが好きな人ですね。1〜2時間、ネイルをしながら会話を楽しんで、お客様から「ありがとう」と言われる環境に喜びを感じられる人。素晴らしい職業だと思いますよ。お客様と、ネイルを通じて何十年にわたって定期的に会い、共に成長できますから。自分を必要としてくれる人が何人にも増えていくというのは、人生において心強いですし、素敵な仕事だと思いますね。 長年、赤や乳白の単色ネイルや、フレンチネイルを続けているという渡邉さん。「カルジェル」の魅力を存分に感じさせるツヤのある爪先は、シンプルな中にノーブルさを感じさせる。   渡邉 季穂さんはじめ、プロが教えるジェルネイル長持ちテク! ukaの春にオススメネイル♪ 店舗情報 uka東京ミッドタウン店 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア2F ビューティー&ヘルスケアフロア お問い合わせ:03-5413-7236 営業時間:〈ヘア〉平日・土曜日 10:00~22:00・日曜日・祝日 10:00~22:00 / 〈ネイル・アイラッシュ〉10:00~21:30 webサイト:http://www.uka.co.jp/salons/midtown/index.html GoogleMap