仕事ができる男性にとって、身だしなみを整えることは大切な業務の一つです。海外ではセレブ層やスポーツ選手、ハイクラスなビジネスマンなどを中心に、「歯並び」、「体型」、「ハンド(ネイル)ケア」が、できる男性のステイタスとなっています。
日本でも歯並びや体型を気にする男性が増えてきましたが、ハンドケアやネイルケアにはまだまだ無頓着という人も多いようです。
「できるビジネスマン」のポイント
ビジネスマンにとって、身だしなみや清潔感はとても大切です。特に女性はだらしがなく清潔感のない男性を見ると、それだけで嫌悪感を抱くこともあります。「名刺を交換する」、「握手する」、「書類を受け取る」など、あらゆるビジネスシーンで手元がよく注目されます。
つまり、「できるビジネスマン」ほどこのようなシーンが多く、手元を他人から見られる回数も増えてきます。優秀で誰からも好感を持たれるようなビジネスマンが目標であるなら、清潔でハリのあるしなやかな手をめざしてハンドケアを行ってみましょう。
男のハンドケア&ネイルケアのポイント
それでは、男性がセルフでできるハンドケアおよびネイルケアを紹介します。
手も顔と同じように保湿を怠ると乾燥し、次第にハリを失ってシワが増えてきます。一日の終わりにはハンドクリームをよく手にすり込み、乾燥を防いで潤いのある皮膚をキープするようにしましょう。
また、日焼けなどでも皮膚の乾燥は進み、シミの原因となるため、外出時は必ず紫外線防止効果のあるクリームなどを塗りましょう。皮膚がもっとも乾燥しやすい真冬は、手を洗うたびにハンドクリームを塗っておくと、ガサつきがちな手の甲がしっとりと落ち着いてきます。
爪が伸びたときのケアは、爪切りやネイルニッパー、爪やすり(ファイル)などで綺麗に整えるようにします。このとき、深爪をしてしまうと雑菌が入りやすくなるため、切りすぎには注意してください。甘皮やささくれは手で無理に取ると傷が深くなってしまいます。気になるようならば、優しくニッパーなどで切り取るといいでしょう。
ですが、このようなハンドケアがなかなか難しいのであれば、ネイルサロンでの処理をおすすめします。また、爪が弱いと悩んでいる人も、気軽に利用するといいでしょう。これらは女性が利用するものという印象があるかもしれませんが、男性専用のネイルサロンや男性のネイルケアメニューをそろえているお店もたくさんあります。
ネイルサロンで行うメンズネイルとは?
ネイルサロンでの男性のネイルケアは、次のような手順で行います。
- まずは、コットンにアルコールを含ませて手の消毒を行います。
- その後、ファイルで爪の長さや形を整え、キューティクルリムーバーを爪の周りにつけてニッパーやプッシャーで甘皮処理を行います。
- 次に、数種類のファイルを使用して爪の表面の凸凹を整え、磨きます。爪が弱いのであれば、磨く代わりにネイルポリッシュでコートすることもできます。
- 仕上げは爪の周囲にキューティクルオイルを付けて軽くなじませます。
お店によって多少の違いはありますが、基本はこのような流れです。これにプラスしてハンドマッサージやハンドパック、ハンドバスなどを行うこともあります。
ネイルサロンでリラクゼーション
男性がネイルサロンへ通うことには、最初は抵抗を感じるかもしれません。ですが、ハンドケアを行っている時間はとてもリラックスでき、日頃の疲れを癒す憩いのひとときになります。
終了時には心の癒しと綺麗に整えられた爪の両方を得ることができるため、ハイクラスなビジネスマンからは高く評価されています。できるビジネスマンの仲間入りをしたいという人は、身だしなみとしてぜひ一度自分の手や爪を確認してみてはいかがでしょう。