- ——ど素人がまず悩むのが背景選びです。やっぱり白バック(白色の背景)が基本なんでしょうか?
- ——おお! 観葉植物バック、中々いいですね。基本は白バックという固定観念に囚われておりました……。
- ——なるほど。じゃあ悪い見本として一応。
- ——それはそうと、私のこの素人っぽいポージング。どうにかならないんでしょうか? 爪を丸めるとか指を重ねるとか、色々なパターンがあると思うんですが、爪や手が綺麗に見える方法を教えてください。
- ——いやー、本当に色々なパターンがあるんですね。勉強になりました! まだまだ課題はありますが、これらのパターンを組み合わせていけばネイルの見せ方という部分では、以前より悩まなくてすみそうです。
- ——“習うより慣れろ”ですね。ありがとうございました!
- 「オイスターネイル」ができるまで…
せっかく綺麗に仕上がったネイル。SNSに写真をアップして自慢したいですよね。はたまた、ネイリストの方々におかれましては、自分の作品を写真に収めておきたいというパターンもあるかと思います。かくいう私もネイルをするようになってから爪を撮影する機会が増えてきたんですが、そんな中で痛感しているのが、己の圧倒的な技量のなさ! 撮影技術そのものに加えて、不慣れな爪の見せ方にも頭を悩ませています。しかし、今や誰でもスマホでそこそこ綺麗な写真が撮れる時代。プロにコツさえ教えてもらえば、高いカメラを使わずともそれなりのクオリティは出せるはず! そう思って、常日頃Instagramでネイル写真を公開しているエデュケーターさんにお願いし、ネイルの撮影テクを伝授して頂きました。
今回は、ネイルを綺麗に見せるパターンを中心にレクチャー。筆者のように、不器用だけどカッコよくネイル写真を撮ってみたいあなた、必見ですよ。
——ど素人がまず悩むのが背景選びです。やっぱり白バック(白色の背景)が基本なんでしょうか?
あくまでネイルデザインを見せるのが目的なので、あまりごちゃごちゃした背景はオススメできませんが、アップで撮る場合はそこまでこだわらなくても大丈夫ですよ。個人的には最近、観葉植物の緑をバックにするのがお気に入りです。ちょうどこちら(※取材場所)に観葉植物があるので撮ってみましょうか。
カシャ(シャッター音)!
——おお! 観葉植物バック、中々いいですね。基本は白バックという固定観念に囚われておりました……。
あとは透明なものや光を反射するような素材の背景は避けた方がいいですね。
——なるほど。じゃあ悪い見本として一応。
カシャ!
——それはそうと、私のこの素人っぽいポージング。どうにかならないんでしょうか? 爪を丸めるとか指を重ねるとか、色々なパターンがあると思うんですが、爪や手が綺麗に見える方法を教えてください。
手の形や爪の大きさなどによって綺麗に見えてくる角度は異なります。様々なパターンとアングルを試して見て、ベストなものを見つけていきましょう。
親指のネイルを見せたい場合は、角度を変えてみてください。
両手を撮影する場合、こうして重ねると親指が綺麗に見えますよ。
(手を誘導して頂きながら)カシャ!
両手の爪を見せたい場合は、こちらの2パターンがオススメです。
物を掴んで見せるというパターンもありますよね。
自分の爪や手が綺麗に見えるパターンを知っておくのも大切ですが、どの爪をきちんと見せたいかによって変わってきます。例えば親指のデザインをしっかり見せたい時と、両爪全てバラバラのデザインなので全体的にバランスよく見せたい時では、パターンもアングルも違いますよね。
——いやー、本当に色々なパターンがあるんですね。勉強になりました! まだまだ課題はありますが、これらのパターンを組み合わせていけばネイルの見せ方という部分では、以前より悩まなくてすみそうです。
専門的な技術に関してはあまり触れていませんが、逆光を避けて影が入らない角度を探して撮影すれば、プロが使うような照明機材がなくてもある程度は大丈夫。とにかく数をこなして色々なシチュエーションで撮ってみることが大切だと思います。
——“習うより慣れろ”ですね。ありがとうございました!
後記:オイスターネイルだらけの実践写真ですみませんでした。でもこの際なので、後日本物のオイスターと一緒に撮ったネイル写真で締めたいと思います。