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【特別対談】田賀美鈴先生×鹿田愛美先生<Part1>アートのカリスマ×世界を旅するネイリスト

「#カルジェル旅ネイル」コンテスト審査員を務めていただいたCalgelの第一人者であり、アートのカリスマとして広く知られる田賀美鈴先生、そしてゲスト審査員としてInstagram総フォロワー数37万人超、「世界を旅するネイリスト」として絶大な人気を誇る鹿田愛美先生の対談レポート。第一線で活躍されているお二人にお話しを伺いました。
全3回 先生方の魅力が詰まった対談です!Part1ではお二方のご紹介とネイリストヒストリーを教えていただきました。

ネイリスト歴 & 得意なアートは?

ーー(編集部)本日はお集りいただきありがとうございます。ネイル業界トップにいらっしゃるお二人の夢の対談です!色々お話を聞かせてください。お二人は初めての対談だと伺いましたので、まずは簡単な自己紹介からお願いできますか?

田賀先生

(田賀先生)ネイリスト歴はイギリスに行ったときから数えるともう22〜3年ぐらいかなと思います。日本に帰ってきたのが2001年なので…ちょうど20年ぐらいですね、早いもので(笑)
得意なネイルはレースアートや墨汁を使った細かいものが好きですね。
あとは仕事で世界をあちこち回ることが多かったので、例えばタイやインドのジャバサルサやミラーワーク、アメリカならネイティブアメリカンのシルバーアクセサリー、ヨーロッパではウィリアム・モリスの壁紙が大好きなので、そういったものからインスピレーションを得ていますね。鹿田先生のアートも大好きです。
鹿田先生

(鹿田先生)私のネイリスト歴は22歳からなので14年目ですね。
得意なネイルは旅で得たインスピレーションをジェルで表現するデザイン。あまりパーツを使用した凹凸があるネイルは好みでは無いので、フラットアートや凹凸もジェルで再現するのが得意です。
ネイルアートは実は田賀先生がきっかけなんですが、細かいアートが好きなので真似してやってみたりして…
田賀先生

そうなんですか!それは光栄です。

ネイリストになるまでのヒストリー 裏話も満載!

ーー(編集部)お二人がネイリストになったきっかけは?

転機を迎えたイギリス生活(田賀先生)

田賀先生

ネイリストになったきっかけは…イギリスの大学院に「教育と美術」を勉強する予定で行ったんですが、なんとその学部が閉じられてしまって。当時から英語は喋れたんですが文句を言えるほどではなく、なんと学費も返してくれないと。こうなったら取られた金は全部取り返してやる!と思って、絵を売ったりバイトをしたり。

そんな生活の中で、手先が器用だったのもあり「そういえば日本ではネイルアートっていうものがあったな」と思って、近所の人にネイルアートをやり始めたんです。

そしたらネイルサロンを紹介されて、週末「ネイルアートをするだけ」のバイトをすることになりまして。そこのサロンでケアやポリッシュ、スカルプチュア、ファイバーグラスエクステンションなどを教えていただいて、そのうち毎日働くようになりました。

ただイギリスではネイルは「ファッションより身だしなみ」という意識が高く、アートに関しては日本に帰ってきてからたくさん学びました。お客様のレベルが高いので、びっくりしましたね(笑)

もしあのとき学部が閉じていなかったら…たぶん普通に大学院を出て田舎に帰って、もしかしたら結婚して子どもがいたりしたのかなと思います。だからあの出来事は大きな転機でしたね。

カルジェルと共に日本へ(田賀先生)

田賀先生

あとはたまたまロンドンで日本人の美容室経営者の方と出会って、その方のネイルを担当していたんです。

ただそのうち私のビザが切れる時期になって、更新を申請していたんですが「女王陛下の名のものに国外退去を命ずる」と言われてしまって…。

日本に帰らなきゃいけないとなったときに、その経営者の方が「日本にはあなたが今使っているカルジェルがまだないのよ」「一緒に会社を作りましょう」となって、原宿に会社ができました。その方がモガブルックの太田波子社長で、元々は私のお客様だった方なんです。

ただせっかく社長にも可愛がって頂いたんですが、私はどうにも管理職に向いていないな…と40歳を超えてから「やっぱり現場に戻らせていただきます」ということで、今はネイルサロンをやっています。

爪飾工房(表参道)

美容師からのキャリアチェンジ(鹿田先生)

鹿田先生

私は元々、美容師になるつもりで美容学校に行き、美容師資格をとって美容室でアシスタントとして2年働いてました。

ただ高校生のときにあった結構大きな事故の影響で足に後遺症があって…働いていた2年で足が限界に。足が辛いので辞めたいです、とオーナーに話したら「じゃあ座ってできるしネイルをうちでやれば?」って言われたんです。それがネイリストになった大きな転機ですね。

その時オーナーから「カルジェルのディプロマをとって」と言われて、なので私も初めてのジェルはカルジェルだったんです。

ーーー(編集部)そうだったんですね!嬉しいです。

鹿田先生

ジェルのことをなにも知らないところからカルジェルさんで1から教えていただいて…ディプロマを無事取得して、そのサロンで1年やっていました。

他にネイリストがいないから技術を教えてくれる人もいないので、スカルプチュアやアートも試行錯誤でやったりしてましたね。

でも美容師のアシスタントをしていたからネイルだけ、というわけにも行かず。「ちょっとシャンプー入って~パーマ手伝って~」とネイルもやりつつアシスタントもやりつつ…むしろ忙しくなっちゃって。

足も痛いので1年でそのサロンを辞めたあとはネイルサロンに就職しようかなと考えたんですが、当時ネイリスト検定3級しか持っていなかったんですね。

当時の求人は「1級もしくは2級所持、経験者のみ」というところが多かったので自宅でのんびり友だちのネイルをやったり、アートを試行錯誤で練習したりしていました。

そうしたら口コミでどんどんお客様が増えていって、収入もネイルサロンに就職するより多くなったので開業届を出して自宅でしばらくやっていました。

その当時流行っていたリボンとかハートとかあんまり好きじゃなくて(笑)

2013年から「マナネイルズ」として、細かいアートのネイル写真をInstagramに投稿するようになったらどんどんフォロワーさんが増えていきました。

セミナー活動のスタート(鹿田先生)

鹿田先生

そして、そのころネイルパートナーのお友だちから「セミナーやってよ」と声を掛けていただいたんですが「私はネイルスクールも行ってないし独学だし、人に教えるのは無理だよ」と断っていて…

ただ私、アートをずっとカルジェルのマーブル筆で描いていたんですよ。

ーーー(編集部)ええ!!すごすぎる…
※カルジェルのマーブル筆はマーブル用の筆で、繊細なアートを描くのは達人技です…!

鹿田先生

それしか知らなかったので(笑)

そうしたらそのネイルパートナーの友だちが「こういうのがあるよ」と教えてくれて1本もらったんです。でもマーブル筆に慣れちゃってたから逆に使いにくくて「これダメだった〜」と言ったら「じゃあアート筆作らない?」「えっ作りたい!」とご縁があって、アート筆を作ることになったんです。カルジェルマーブル筆から受け継いだ長い筆を使っています(笑)柄が普通の筆よりも細いんですが、それもカルジェルの筆と似ていますね。あれが私のスタンダードです。
色んな方から太くして欲しいって言われるんですけどね(笑)

そして筆を作る交換条件にセミナーもやることに(笑)。他にもイベントやったりして私自身の知名度も上がり、やる気も出てきて。

2018年までは自宅のサロンだったので、お客様の知り合いではないご新規さんはお断りしていたんですが、色んな方からネイルしてもらいたい、私も色んな方にネイルをしたい…ということで2018年にネイルサロンをオープンしました。

ーーー(編集部)そうだったんですね!もっと前からネイルサロンやってらっしゃったのかと思ってました!

鹿田先生

そうですね。
今年で4年目です(笑)

mananails(表参道)

でも本当に私にとってカルジェルが原点なので、今回こういった企画にお声がけ頂いて本当に嬉しかったです。

ーーー(編集部)こちらこそありがとうございます。

<Part 2> ネイルアートの語り合い! へ続く


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