卓越した技術と抜群のトレンド感覚で絶大な支持を集める、人気カルジェリストを取材するこのコーナー。
今回は、千葉県松戸市、新京成五香駅にて夫婦でサロン REIRdicha(レイールディッチャ)を開かれている美容師兼ネイリストの伊藤笑子さんにご登場いただきました。
美容室の見習いからスタートして、現在はヘアー、ネイル、メイクとトータルに提供し、ネイルコンテストでも数々の受賞歴がございます。
そんな彼女のこだわりやキャリアについてお話を伺いました。
じつは行き詰まりがあった、美容師キャリア
もともと美容師になりたかったので、15歳から美容室で見習いを始めたのが美容業界に入ったきっかけです。美容師をしているなかで、某トータル美容サロンに就職して、そこが、ヘア、エステ、ネイルを全部やっているお店でした。
ネイルは美容学校でちょっとやっていたんですが、しかし当時はネイルに関心がなかったんです。美容師の仕事がメインでネイルどころじゃなかったので。
でも、そのサロンで一緒に働くネイリストの方の爪を見ると、長い爪にエアブラシでアートされていて、自分の爪にもやってみたいとすごく思いました。美容師は爪が短いのが当たり前ですから憧れの眼差しです。
当時、美容師として5年間やってきた中で、技術の面で行き詰まっていました。
そんな中、素敵な爪を目にしてしまったので、正直美容師から逃げてしまった、ということになりますが…年齢もまだ20歳でしたし、違う美容の世界を見てみたいという想いと、美容師を一回やめてでもネイルの勉強をしたいという想いが強くなり、ネイルスクールに通い始めたのがはじまりです。
逃げた気持ちもあったので美容師にはまた必ず戻る!という決意もしました。
ヘアーもネイルもトータルで提供するサロンをオープン
——美容師も経験して、ネイリストも経て、美容師の旦那さまとお二人で一緒にサロンを展開されました。始めたきっかけは?
もともと別で働いたんですけど、主人がお店を出す、と言った時ですね。
それで、お店を出すなら一緒にやるのが自然かなと思って。
オープンからネイルはやろうと思っていて、オープン当初からカルジェルやってますって宣伝してはじめました。
——ちなみに、いまこのカルジェリストでは、男性向けのネイル記事も書いているのですが、男性のお客様もいらっしゃったりしますか?
ネイルのお客様の全体の1割いるかな〜って具合ですね。
結婚式の際に奥様に言われて利用される方や、割れてしまった爪をどうにかしたいという方などです。
男性はケアだけの方がほとんどです。しかしなかなか継続して通われる方は少ないですね。
——ちなみに、旦那さまはネイルやられますか?
忙しさもあると思うんですけど、やらないですね(笑)
一回親指にアートしたことがあったんですけど、コンビニ行ったら恥ずかしくなったみたいで。
店の中だったら良いけど、外だと変な人だと思われちゃうって。
爪も気づいたら、ガンガン切ってしまうので、なかなか出来ないですね。
ネイルもヘアーもお客様第一に
——ネイリストとしてのこだわりは?
お客様のライフスタイルにあったものを提供することを常に考えています。
長さと色、その人に無理のない施術ですね。
ネイルに対して冒険したくて来ているのか、お手入れの一貫として来ているのかを読み取ること。
また、ちゃんとメンテナンスで来店できるのかを確認します。
初回のお客様には、なぜネイルをやりたいのかってところからお話進めていきますね。
デザインについてはサンプルから選ばれたりお任せ頂くことがほとんどですが、色についてはお客様が自分に似合うかどうか悩まれる事も多く、そんな時にはお肌の色や雰囲気に合わせて積極的にご提案しています。
例えばピンクだったら、こっちの色味のピンクのほうがお似合いになるかと思うんですけど、どうですか?と、理由もちゃんと踏まえて伝えます。
理由をお伝えすることでご納得頂いたり信頼につなげることが出来ます。
また、爪の土台の長さと形については時間をかけて確認しています。
1ヶ月経つと3mmのびるので、使いやすい形と長さにしてあげるようにしています。
ジェルを塗る前までの下処理を特に大切にしています。
店舗情報
美容師兼ネイリストの伊藤笑子さんのサロン紹介!
過去にはこんな方にもインタビューしています☆