ネイルを楽しみたくても、爪そのものが薄くて諦めているという人はいませんか。
爪を伸ばしてみても、長さが出る前に爪が欠けたり割れたりしてしまうのが爪の薄い人の特徴です。
しかたなく短いままでおしゃれしようとしても、爪の層が薄いのでちょっと磨いただけで痛みを感じる人もいます。
でも諦めてはいけません、今からでも健康な厚さの爪を育てることはできるのです。
一番の原因は乾燥
たとえ健康な爪であったとしても、適度な厚みのある方もいれば爪が薄くもろい方もいます。
爪が柔らかく薄い場合は表面を削ったり磨いたりするのも制限があります。
爪がもろければ長く伸ばすこともできず、短くしたままにするしかありません。
長さを出せなければ、ネイルサロンで選ぶことができるデザインも限られてしまいます。
これは、生まれつきの方もいらっしゃいますが、生活習慣によるところが大きく、薄くなる原因で最も多いのが乾燥です。
爪の構造は、トッププレート・ミドルプレート・アンダープレートの3つから成り立っています。
爪は根元で育成され、しだいに指先へと伸びていきますが、伸びるにつれて爪に含まれる水分量は減っていくため、乾燥することで爪の層が剥がれ2枚爪や3枚爪となってしまいます。
表面の層が完全にとれてしまえば物理的に薄くなります。
また、日常的に洗い物や掃除での水仕事をしている人も指先にダメージを受けやすくなります。
作業の際に素手で行ってしまうことで、洗剤やお湯によって爪から油分も水分も奪われてしまい、漂白剤も指先の乾燥を進めます。
水仕事をするときには、必ずゴム手袋をはめましょう。
ケアやポリッシュの使い方が間違っていませんか?
普段からこまめにハンドクリームを塗り指先に気を使っている人でも、カットは意外とぞんざいなことがあります。
無意識に爪きりで切っていては、爪に負担がかかります。
爪切りは便利な道具ではありますが、切る時の衝撃はとても大きなものです。
それによって爪の層が剥がれてしまうこともあります。
本当であればやすりを使うのが理想的ですが、爪切りを使うのであれば、1本の指の爪も数回に分けて少しずつカットしましょう。
常にポリッシュでカラーを施している人ならば、除光液の使い方に難があるかもしれません。
セルフネイルでありがちなのですが、上手く塗れないからと何度も除光液でやり直していると爪を痛めます。
特にアセトン配合のものであれば、爪から根こそぎ油分や水分が奪い去られます。
そうなることでネイルプレートが水分を維持することができなくなり乾燥してしまいます。
ポリッシュを使うなら、定期的にお休みの日をつくってあげましょう。
除光液も乾燥を防ぐ為にはアセトンフリーの商品を選ぶのが安心です。
除光液を使用した後には、必ずキューティクルオイルやハンドクリームなどで保湿をして乾燥しない様に心がけましょう。
ポリッシュではなくジェルネイル派という方の場合、カルジェルは薄い爪の補強にもなりますので、適切な施術とケアをしていれば、必ずしも爪を休める期間を作る必要はありません。
プロに任せるのも確実な方法!
普段のケアや、栄養バランスの良い食事を心がけることで、時間はかかりますが健康な爪が生えてきます。
特に、爪を構成する成分であるタンパク質を含む食品を積極的に摂りましょう。
ですが、そんなに待っていられないという人は、ネイルテクニシャンにお任せしましょう。
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サンディングもいらないカルジェルならば、薄い爪も即座にコーティングして厚みを出せます。
爪を伸ばそうとしてもいつも途中で欠けたり剥がれたりする人には、特に向いている手法です。
新しい爪が伸び長さを出せるようになるまでの間に、カルジェルを利用するのも賢明な選択です。
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健康な爪を手に入れるには普段のケアを見直そう
薄い爪だからといっても諦める必要はありません。
生まれつき爪が薄く弱い方も、サンディングや乾燥で爪を痛めてしまった方も、日常生活の中でのケアや爪の切り方、ネイルの塗り方を変えることで改善できます。
もちろん、栄養バランスの取れた食事を心がけることも忘れないようにしましょう。