9月6日(火)の午後、「爪飾工房 田賀美鈴 2016年秋冬新作 アートレッスン」が渋谷区のCalgel Houseで開催された。
同日午前にはデモセミナーも開催されており、展示されていたもののうち3種類をレクチャーする内容となっている。
BLOG:https://ameblo.jp/tagamisuzu/
5月24日に開催された、田賀先生のセミナーのダイジェストはこちら
今回参加されたメンバーは5人。女性だけでなく、男性の参加者も。皆さん、プロのネイリストだ。
皆さんこの日の午前中に行われたデモセミナーから参加されていることもあり、先生による説明の後すぐさま作業へと取り掛かる。
塗って、削って、また塗って・・・スクラッチの手法
まず田賀先生が紹介したのは、「スクラッチ」と呼ばれる手法だ。
黒や白の単色で塗った上から、ラメを混ぜたクリアジェルを重ね、色付けする部分を残してつまようじで削っていく。
非常に緻密な工程、参加者の目も真剣そのものだ。
田賀先生の描いたデザインを見ながら、自分なりのデザインを構築していく参加者たち。
つまようじによる削り工程が終わり、ライトを使って硬化させるとこのようになる。
こちらの参加者は、赤の下地に銀のラメを上塗りし、大人らしく上品な仕上がりとなっている。
この後、残ったラメの部分に色付けをして完成となる。
ぜひ皆さんの遊び心を出してくださいね!
こちらの男性はパステルカラーを組み合わせ、見ているだけで幸せな気分になれそうな1枚を完成させた。
蝶の絵は田賀先生の得意分野!スパッタリングに挑戦
ここからは参加者が「スパッタリング」と「バラの絵の講習」どちらかを選び、田賀先生の指導を受けることとなった。
スパッタリングには、男性1名、女性1名が参加した。
スパッタリングでは、最初に塗った単色の上からラメパウダーを重ね、その上に絵を描いていくこととなる。今回は、田賀先生のお気に入りでもある「蝶」の絵を描いていく。
白に塗ったネイルチップの上から、青のラメパウダーを重ねていく参加者。
ラメパウダーはウッドスティックを使い、丁寧に落としていく。
蝶の形にもこだわりを見せる田賀先生。
羽根が平行になると『ガバマダラ』になってしまいます。キレイなんですけど、羽根のふちを黒で塗らないといけないから大変。左のほうがおススメかな
ガバマダラを描き始めてしまったこちらの女性。
田賀先生の言う通り、苦戦中の模様・・・
その時。
あら、ちょうどいいお手本があるじゃない!
偶然にも他の参加者の方が、蝶をモチーフにしたエプロンを着用されている。
お手本のおかげか、無事に美しい蝶のネイルチップ(手前)が完成した。
奥のブルーのネイルは、田賀先生が作ったもの。
「イメージが大事」 バラの絵を実践!
スパッタリングを選択した方以外の女性3人は、バラの絵の描き方を練習した。
バラを描こうと思ったきっかけは少女漫画です。作品によって描き分けられたバラを見て、描きたいと思うようになりました。
ご自身の趣味である漫画と絡めながら、バラの絵のルーツを語る田賀先生。
コツは花びらを外側から中心に向かって描くこと、葉っぱは3枚セットで描くことであるという。
花全体の3/5~4/5程度が見えることで、アートとして美しく映えます。
繰り返し先生にアドバイスを求め、真剣なまなざしで見つめる参加者。
自分の中で『バラってこういうものだよね』というイメージを持つことが大事。
先生自身も、バラを描きたいと思った時には一輪のバラを部屋に飾って観察したそうだ。
アドバイスの結果が実り、白地に深紅の美しいバラが完成した。
田賀先生による実演
実習が終わった後は、田賀先生による実演が行われた。プロの技を間近で見られるのも、アートレッスンの特徴だ。
こちらが先生のお気に入りのデザインであるという。
おまかせで注文されるお客様に対しては、このデザインを提案するそうだ。
実演後にはお菓子が配られ、和やかな空気の中アートレッスンは終了した。
また、先生がこの日製作した5枚のネイルチップをめぐって、参加者によるじゃんけん大会が開催。
見事1位となった女性は、先ほどの「先生のお気に入り」を持ち帰った。
次回は12月7日に開催されます
「カルジェル」の第一人者である田賀先生の技を体験できるアートレッスン、次回の開催日程は以下の通りだ。
https://artbattlehakata.peatix.com
★ART BATTLE in HAKATA
12月7日㈬13:00~16:00
参加費:¥6,000
会場:AQUA博多福岡市博多区中洲5丁目3-8
http://www.ohi-kaigi.com/aqua/accessmap/
※中洲川端駅2番出口から徒歩2分です。
カルジェルの資格をお持ちの方、ぜひ1度参加してみてはいかがだろうか。