5月16日開催の田賀先生のセミナーに参加してきました。セミナーでは先生がネイルチップを使ってカルジェルアートのデモンストレーションを披露してくださいました。今回はその様子をダイジェストでお届けいたします。
セミナーは3部構成になっていて、第1部では4種類のデザイン制作が行われました。
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グラデーション、唐草模様・・・田賀先生が様々なアートを披露
最初のデザインは、緑色、黄色、白色を使ったグラデーションです。ベースにこれらの色を塗った後、ランダムにゴールドのホイルを散りばめます。
そしてホイルの周りを墨汁で丁寧に囲っていきます。
囲った後は、ホイルの角から角へ墨汁でラインを繋げていきます。最後に面取りを行って完成です。
墨汁で縁取りしたことにより、高級感がぐっと増しています。
2つ目のデザインは、唐草模様です。クリアジェルに何層も重ねるのではなく、シンプルに1層で仕上げるネイルです。
クリアジェルの上から白色のアクリル絵の具で唐草模様を描いていきます。
アクリル絵の具の隙間に、シャンパンシルバーのホイルを貼って仕上げたら完成です。
工程は非常にシンプルですが、決してそう感じさせない力強さのあるデザインです。
3パターン目は、先ほどの唐草模様に白色と水色のレース柄を足したデザインです。先にベースとして水色を塗り、レース柄の部分からアクリル絵の具で描いていきます。
レース部分が書けたら、唐草模様を描きこみます。
最後に、シルバーのホイルで仕上げたら完成です。
同じ唐草模様でも、アシンメトリーな幾何学模様が加わりデザイン性が増しています。
第1部のラストは、この日の参加者からリクエストのあった白とワインレッドの花びらアートです。まずは、ワインレッドの部分から描きこみます。
途中、緑や黄色を足して花全体を鮮やかに彩色していきます。
白い部分を塗ってから、細部を仕上げて完成です。
花びらの儚さや美しさが、白と赤の対比によって見事に表現されていますね。
休憩を挟んで、第2部に移ります。第2部では、様々な花柄アートを披露していただきました。
色で印象が大きく変化する花柄アート
水色ベースと赤色ベースの2パターンのデモンストレーションが並行して進みました。
こちらも唐草模様のように、白いアクリル絵の具で花を描いていきます。
先生の匠な技によって、ネイルチップに可憐な花びらが咲いていきます。
完成したデザインがこちら。
花びらの形は似ていますが、ベースの色の違いによってまるで印象が異なります。大人っぽさを演出できるレッド、爽やかさが特徴のブルーといったところでしょうか。
続いて、ゴールドベースの花柄デザインです。先ほどと同様、白色のアクリル絵の具で花びらを描きこみます。
完成したデザインは、とてもゴージャスに仕上がっています。
第2部ラストは、薔薇のデザインです。濃さの違う赤と白いジェルを使い、花びらに奥行きを出していきます。
ここからさらに、ピスタチオグリーンやブラウングレーを指して葉っぱや陰を付ければ完成です。完成作品は最後にまとめてご紹介します。
これで第2部は終了です。
休憩を挟み続いての第3部では、クリアジェルをベースとした花びらアートを披露していただきました。
クリアジェルでつくる花びらアート
まずクリアジェルを塗った後、直接白いアクリル絵の具で花びらを描いていきます。
アクリル絵の具の隙間にグラデーションや細い線を描き込み、メリハリをつけていきます。
完成したものがこちらです。本日のカルジェルアート9作品と合わせてご覧ください!
薔薇は水彩画のような鮮やかな仕上がりになっています。第3部の制作はくっきりとした輪郭がこれまでとは一味違っていて趣がありますね。
以上、5月16日のセミナーレポートでした。